【食品安全】セミナーレポート 2010年10月21日開催「FSSC 22000セミナー」

今注目の食品安全の世界的な統一基準 “FSSC 22000”

2010年10月21日、ベルサール八重洲にて開催いたしました「FSSC 22000セミナー」。食品安全の世界的な統一基準としてFSSC 22000が大きく注目されていることもあり、会場内は満席となり熱気が満ち溢れていました。  今回はこのセミナーの内容をダイジェストでご紹介いたします。

会場

<熱い注目を集める“FSSC 22000”の動向>

  • 流通業界も認める世界的な統一基準“FSSC 22000”。 

2000年頃から食に関する事故が世界各国で相次いで発生するとともに、食品メーカーでは流通業界から第二者監査が頻繁に行われ、その負担が大きなものとなり、サプライチェーン全体が非効率的かつ高コストなシステムとなっていました。こうした中、2000年5月に世界の食品小売業や製造業者で組織されるThe Consumer Goods Forumの年次総会において、非営利団体であるGFSI(Global Food Safety Initiative)が発足しました。  

GFSIは小売業やメーカー、食品サービス企業などから食品安全専門家が集結。ベンチマーキングプロセスを通した食品安全マネジメント規格の統一化を推進することにより、食品安全のリスクを軽減し、フードサプライチェーン全体の効率化を目指しています。  

現在は、コカ・コーラ社やマクドナルド社、ウォルマート社や、日本からはイオン株式会社など14社がGFSI規格を承認しています。  

そして、2010年2月、GFSIは、国際的な食品安全マネジメント規格FSSC 22000を承認しました。このFSSC 22000は、食品安全マネジメントシステムであるISO 22000に、食品製造業向けの前提条件となるPAS 220を加えたもので、食品安全を確保するための要求事項に加えて、その要求を満たすための手法までを明確化しています。

GFSIについて

  • 大手企業が続々と承認、いち早い認証取得で優位性の確保へ。

FSSC 22000の目的は、消費者に対してフードサプライチェーンの仕組みを“見える化”し、消費者に安全、安心を与えていくこと。そのため、高度なレベルや多額の設備投資などを要求しているわけではありません。また、食品製造業向け前提条件プログラムであるPAS 220が含まれるため、食品メーカーで導入、運用しやすい規格となっています。このFSSC 22000を取得すれば、フードサプライチェーン全体で食品安全を確保できるとともに、消費者からの信頼性も向上できます。また、負担の大きかった第二者監査を削減することも期待されています。 

現在、様々な食品安全規格があり、また、GFSIで承認されてから1年も経っていないにも関わらず、FSSC 22000の認証取得数は驚異的な伸びを見せています。今後、FSSC 22000が世界的な統一基準となり、急速に普及していくことは間違いないといえるでしょう。 

流通業界からや大手食品メーカーが認めているFSSC 22000。食品安全のレベルアップと、顧客からの信頼性向上へ向けて、いち早い認証取得をおすすめします。

GFSIの躍進


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