【食品安全】 セミナーレポート 2011年5月16日開催 「消費者の食品安全・安心に確信を与える勉強会 ─人員の衛生管理」

5月16日第3回目の食品勉強会が開催されました。 今回はFSSC 22000の要求事項の1つである、「人に関する要求事項」をテーマに「人の衛生管理」と題し、2つの内容について話し合いました。

「緊急事態への備えおよび対応について」

坂下講師講師から「緊急事態にはどのようなものがあり、一般的にはどのような対応をしますか?」との問いかけに、参加者から様々な意見がだされました。 想定される緊急事態としては、食品テロや食中毒、運送中の事故、停電・火災・洪水、周辺環境の汚染、サボタージュなどが考えられます。これらの想定される緊急事態への対応方法について、危機管理マニュアルとして用意されているかと思いますが、ここでの審査員の注目ポイントは、「何を緊急事態とするのか?」ということと、「なぜそれを緊急事態としたのか?」という2点で、その理由と根拠を納得できるように説明していただくことが重要という話が講師から出されました。


「人由来の衛生管理のポイントについて」

勉強会事前に参加者の皆さんから伺っていた質問を取り上げらました。 管理レベルはどこまでを示すのか?という質問や、従業員の方々の私服と制服を同じロッカーに入れているが問題ないか?といった質問、同じく従業員の方々のお弁当の管理についてなど、様々な質問が出ました。 皆さんのご質問から、「どのレベルまで対処すればよいのか?」と悩んでおられるご担当者の様子が伺えました。 これに対し、坂下講師から「今まで安全なものを作ってこられたのですから、これまでのやり方は、ベストではないかもしれませんが、悪くないはずです。今のやり方を続け、不安であれば変えていく。現場を見て、現場の状況を確認して変えてくことも必要です。」とアドバイスがありました。 

その他考えられるハザードとして、講師から挙げられたものに、作業着の洗濯に使われる洗剤によるハザードの可能性があり、洗濯を依頼しているクリーニング業者の洗剤を把握しておくことも良いかもしれない、といった話にメモを取られる方の姿が見られました。 併せて国によっては宝石などを外せない文化を持つ国もあるため、文化の違いなどを考慮することも必要という話もあり、生産工場の海外展開でのポイントも紹介されました。 

また、ハザードを防ぐために、納品先のお客様が、自社商品をどのように使われているのかを知っておく、または、どのように使って頂くかをお客様に依頼する(用途を決める)のも、1つの方法でしょうとの提案もあり、参加された皆様が抱えておられる悩みの解決につながった様子でした。


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