【エネルギー】セミナーレポート 2011年7月12日開催「ISO 50001セミナー」

関心が高まるエネルギーマネジメントシステム

LRQA ジャパンでは、ISO 50001セミナーを開催東日本大震災の影響を受け、経済産業省は、5月13日「今夏15%節電対策について」の中で、「エネルギー管理システム規格について、その認証取得を政府調達の際に考慮すること等を通じて、活用を促す。」と発表しました。 

このように、日本国内にておいても省エネに対する社会全体での取り組みの必要性が高まる中、2011年6月15日、ISO 50001の正式発効を受け、LRQA ジャパンでは、ISO 50001セミナーを開催。 

開催ご案内への反響は非常に高く、ご案内後間もなく満員となると共に、新聞社からのご参加もあり、その関心の高さが伺えました。 
本セミナーでは主にエネルギーマネジメントの必要性、ISO 50001規格の特徴、EnMSの有効活用についてISO 14001、省エネ法、温室効果ガス削減対策などと関連付け、ご説明しました。

省エネへの対応は、既に整っているのに、エネルギーマネジメントシステム?

講師ご参加者の中には、「当社では、ISO 14001を導入していて省エネへの対応は終わっている。」、「省エネ法の適用を受けているのに、今更、エネルギーマネジメントシステムが必要?」と思われている方もおられるようでした。 

この疑問に対し、講師から、ISO 14001とISO 50001は同じマネジメントシステムなので、システムの要素はほぼ同じで、要求事項だけをまとめて見れば、ほとんど違いはないものの、もともと、マネジメントの対象が違うことを理解して頂くことの大切さが話されました。 

また、このシステムの大きな特徴として、マネジメントシステム、並びにエネルギー効率・エネルギーの使用及び使用量など、エネルギーパフォーマンスが継続的改善の対象となることも挙げられました。

省エネ法とISO 50001。その違いは?

多くの皆さんが説明を求められていた、省エネ法と、ISO 50001との違いについては、「省エネ法は法律のため会社全体に適用されますが、ISO 50001は、自主的に取り組むマネジメントシステムのため、適用範囲はそれぞれの組織が決めていくことになります。」とご説明。 

「会社のマネジメントシステムと整合する、という意味では、全社に適用して統一的な管理をしていくのが理想的ですが、場合によっては、第1種または第2種の管理指定工場などエネルギー使用量の多いところからまず適用してみることもできます。この場合、工場でトップマネジメント、管理責任者、エネルギーマネジメントチームを構成していくことになります。」との話が、講師より紹介されました。

また、「省エネ法の要求事項を見ている限りでは、PDCAサイクルが本当にうまく廻るためにはどんな要素が必要か、という点には十分触れておらず、法はあくまで規制であって、マネジメントシステムついて言及するものではありません。」と説明。「管理の仕組みついて書かれていないことが、エネルギーマネジメントシステムと、大きく違う点となります。」と、その大きな違いを挙げました。

省エネ法とISO 50001

システムの導入メリット

講師また、10年・20年先をも耐えうるエネルギー対策が、トップ・マネジメント、ステークホルダーから求められ始めている中、ISO 14001や省エネ法の要求事項と異なり、ISO 50001導入により「効率的なエネルギー管理」をもたらすというメリットをご紹介。 

また、「現在のマネジメントシステムをパフォーマス指向のシステムとして見直す、よい機会ともなります。」ともご案内し、参加者からは、「ISO 50001とISO 14001、省エネ法との関連を理解できた。」「仕組みとして使えそうな感覚が持てた。」等のご感想を頂きました。

持続可能な成長戦略に確信を与える「環境経営サポート」プログラム

セミナーの様子ISO 50001の説明に続いて、3つのステップで企業の環境対策を全面的にサポートする、LRQAの「環境経営サポートプログラム」をご紹介しました。  「単に規格に適合させるだけ」の有名無実なものではなく、自社の本業と一体化させ、「収益性の最大化に貢献する」このプログラムは、組織の状況、要望に応じ 

Step1. 仕組みを見直す 
Step2. パフォーマンスを見直す 
Step3. 利害関係者の期待する成果を出す 

という3つのステップを通じて、アンケートからも見られた 「組織の環境対策への総合的サポートへの必要性」をサポートします。


お問合せ

ロイド レジスター クオリティ アシュアランス リミテッド
LRQA ジャパン
マーケティング チーム  
Tel: 045-670-7447 Fax: 045-682-5289 
E-mail:   LRQA-Japan-Marketing@lrqa.com