2011年11月10日、LRQAはタイ・バンコクのBangkok Synthetics社に対し、ISO 50001登録証を発行致しました。ISO 50001を運用することで、企業のエネルギー・パフォーマンス改善のアプローチを確立できます。
ロイド レジスター クオリティ アシュアランス(LRQA) は、アジア地域では初めてエネルギーマネジメントシステム(ISO 50001) の認証取得をされた、Bangkok Synthetics社とその関連会社であるBST Elastomers 社に対して認証授与式を行いました。この2社では、ブタジエン(Butadiene)・ブテン-1(Butene-1) ・ラフィネート-1 (Raffinate-1)のような可燃性のガスや、MTBE (Methyl Tertiary Butyl Ether)・液化石油ガズ(LPG)のような液体ガス燃料を生産しています。
LRQA は既に、Bangkok Synthetics社とBST Elastomers社に対して、品質マネジメントシステム(ISO 9001)、環境マネジメントシステム(ISO 14001)、および英国規格であるBS EN 16001 に基づく審査を提供していました。
エネルギーマネジメントシステムの英国規格であるBS EN 16001から、エネルギーマネジメントの新たな基準であるISO 50001認証へのアップグレードの審査を行ったのは、2011年8月のことでした。英国規格 EN 16001の範囲に、いくつかの追加要求事項を加えて作られた、ISO 50001の利用は、企業のエネルギー・パフォーマンスの改善により良い成果をもたらしました。
認証授与式では、LRQA タイの代表者Nit Tanasuthiseriが、工場長Wirote Loedsalak氏に対し「Bangkok Synthetics社とBST Elastomers社が、この新しい国際規格の認証を取得されたことを大変うれしく思います。ISO 50001の適用が、エネルギー消費量や炭素排出量の削減につながることでしょう。」と述べました。