【食品安全】従業員教育を通して、食品安全文化を推し進めていくには。

従業員教育において考慮すべき2つの要素、食品安全文化と食品安全マネジメントについて、ウォルマート社食品安全担当副社長のフランク・イヤニス氏とカーディフ大学健康科学学部名誉教授のC J グリフィス教授のコメントをご紹介します。



従業員教育は、食品安全を確実にする上で重要な役割を果たすものであり、GFSIが行った最近の調査から、その手がかりを得ることができます。

GFSIは世界の食品安全システムの改善を目的に掲げ、食品サプライヤーを援助するため、GFSI認証スキームを満たすツールキットを開発。エジプトおよび他の国々で実施された試験では、参加食品企業の65%が、GFSIによって定義された食品安全要求事項を満たしませんでした。しかしながら、これら参加企業の従業員に対し専門の教育研修を一定期間行ったところ、先の要求事項を満たさなかった企業のうち45%が、要求事項を満たす結果となりました。

この従業員教育について考える際、考慮すべき他の要素もあります。その重大な2つの要素として、食品安全文化と食品安全マネジメントがあげられます。

2010年12月発行のGFSIニュースレターの中で、ウォルマート社食品安全担当副社長のフランク・イヤニス氏は、単に食品安全プログラムの運用に注目するのではなく、行動に基づいた食品安全文化を構築する重要性について述べています。イヤニス氏は、真の食品安全文化を採用した組織における重大な違いについて次のように述べています。「(行動に基づく)食品安全マネジャーは、その責任範囲を越え、自身の義務だからというだけではなく、自身が食品安全の責任を負っているという意識から、組織の全てのレベルの従業員が、正しいことを行う方法を見つけ出し、食品安全文化を作り出したのです。

カーディフ大学健康科学学部名誉教授のC J グリフィス教授によると、集団での食品安全教育は、食品安全文化と食品安全マネジメントを考慮に入れることで達成されるとあります。 

グリフィス教授は、食品安全文化を「比較的一定に浸透し、知識があり、共通の振る舞いや価値、信念を持つ、特定の食品を扱う環境においての衛生行動に貢献する集合体」であり、それは「食品安全の一般常識を持ってスタッフに提供されるもの」であると定義しています。


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