【検証】セミナーレポート 第一回2012年10月30日開催「CDP 日本報告会」日本トップ500社の気候変動への取り組み調査結果を発表

350人の方々にご参加頂きました2012年10月30日(火)、LRQA ジャパンは、世界的に有名なイギリスの非営利団体(NPO)であるカーボン・ディスクロージャー・プロジェクト(CDP)が主催するCDP 2012 日本報告会に共催しました。

この報告会は、東京 国連大学のウ・タントホールで行われ、350人の方々にご参加頂きました。


この度の日本報告会でCDP事務局 CEO ポール・シンプソン氏は、CDPのスコアは今やGoogle ファイナンスの企業情報に掲載されるようになり、世界の投資情報を掲載している「ブルームバーグ」からは、6週毎の統計で100万件以上のCDPのスコアがダウンロードされていると語りました。

CDP事務局 CEO ポール・シンプソン氏
また、CDP 事務局 ジャパン・ディレクター 森澤みちよ氏も、講演の中で「サスティナビリティ評価手法の信頼性に関する第三者機関の調査結果」では、FTSE4Good指数シリーズやダウジョーンズ・サステナビリティ・インデックスシリーズに10ポイント以上の差をつけて、CDP が第一位の信頼性を獲得したことを発表しました。

CDP 2012のディスクロージャー・スコアでトップ10%以内に入った企業は22社あり、そのうち6社は昨年から20点以上スコアを伸ばしました。以下は、95点以上を獲得した企業です。

97点  ソニー     
96点  パナソニック 本田技研工業 ツムラ    
95点  日本郵船 富士通

気候変動・温暖化対策について優れた実績を挙げていることを示す指標である、パフォーマンス・バンドでは、以下の5社がAランクを獲得しました。 

パナソニック 日本郵船 富士通 清水建設 みずほフィナンシャルグループ

2012年、ディスクロージャー・スコアで高得点を獲得していた企業は全て、「温室効果ガス排出量削減」について第三者検証機関の検証を受けています。 
あらた監査法人 サステナビリティ・サービス ディレクター スコット・ウィリアムズ氏の発表資料 (20ページ)では、今年、検証・保証を受けたと回答した日本企業は、スコープ1 (43%) スコープ2 (43%) スコープ3 (18%)でしたが、検証・保証の項目で、満点を獲得した企業はそのうち約半数の スコープ1 (24%) スコープ2 (25%) スコープ3 (10%)に留まることが示されていました。

日本報告会プログラムと講演資料、及びCDP 2012レポートは以下のCDP ウェブサイトからダウンロードできます。 

LRQA ジャパン講演内容と交流会(ネットワーキング)

LRQA オーストラリアの気候変動マネジャーである、リチャード・スミスは、LRQA オーストラリアの気候変動マネジャー リチャード・スミス「排出量データの第三者検証の必要性」の講演の中で、第三者検証を受けることでCDP のスコアアップに繋がることを説明した上で、検証の本質について以下のように述べました。

「検証プロセスそのものは、企業にとって有用なものです。検証人は、様々な産業での経験がありますので、システムの問題点を洗い出し、検証を受けるお客様のプロセスを改善する手助けをできるのです。検証によりエラーを洗い出し、それを是正することで、パフォーマンスの向上とコスト削減につながるのです。」

懇親会
CDP 2012 日本報告会の後のネットワーキング(懇親会)は、CDP ジャパン500 社に選定された企業の皆様と報告会の主催・共催者のよい交流の機会となりました。高得点取得企業の現場の声をお聞きし、主催者の意向を直接お伝えするなど、報告会では交わすことができない会話を行うことができました。

このネットワーキングでは、LRQA ジャパンに2012年7月に新しく就任したLRQA 日本代表の調 俊彦が、ご挨拶をさせていただきました。

LRQA 日本代表の調 俊彦「企業を取り巻く環境が変わってきていると感じています。そういった中で、我々日本企業、または日本のビジネス社会のメンバーの一人一人が、どうしたら我々の子、孫あるいは曾孫の代までサステナブルな社会を構築していくべきか、ということを考えていく必要性が迫ってきたと考えます。」 

「LRQAは250年の信頼に裏付けられた認証あるいは検証をお客様に提供しております。これからも、短期的な視野のみでなく中長期的な視野に基づいてお客様とパートナーシップを築き、そして皆様方がより強く、そして、社会に貢献する企業となられるお手伝いをさせていただきたいと考えております。」




 カーボン・ディスクロージャー・プロジェクト(CDP)とは 

CDPは、世界の大手企業に対し、温室効果ガス排出量を中心とする環境戦略の開示を求め、その結果を機関投資家に開示する活動を行っています。


CDPとLRQAの関わり 

2010年、CDPは開示データの信頼性を更に高めるため、LRQAを含める4社と、検証パートナーシップを締結致しました。  
第三者検証機関の検証報告書により、企業の温室効果ガスの排出量が正しく算定されていることをCDP はより正確な企業情報を投資家に公開することができます。  LRQA ジャパンは、CDPと検証パートナーが作成した、検証白書の邦訳版を作成いたしました。また、2012年3月からは、CDPスコアが組織活動に見合った評価を受けることができるよう、情報開示に関する研修を開催する予定です。

 検証白書(邦訳)や研修に関する情報をご希望の方は、お問合せフォームまたは、お電話 045-682-5280 にお問い合わせ下さい。

【CDPレポート】 第2弾 !! 

来月のLRQA メールニュースでは、 LRQA オーストラリア リチャード・スミスの講演内容詳細と、 CDP 2012 日本報告会アンケートの分析結果をご案内致します。 
右にある「メールニュースお申し込み」をご参照ください。


お問合せ

ロイド レジスター クオリティ アシュアランス リミテッド
LRQA ジャパン
マーケティング チーム  
Tel: 045-670-7447 Fax: 045-682-5289 
E-mail:   LRQA-Japan-Marketing@lrqa.com