【自動車機能安全】日経Automotive Technology主催 ISO 26262対応セミナーにてLRQA ジャパン講演

現在、自動車業界における最大の関心事の1つは、自動車機能安全規格ISO26262の適用と規格準拠の取り組みです。ISO 26262は、自動車の機能安全を向上させることを目的としています。海外の自動車関連企業では、この規格が広く普及し、規格準拠の取り組みが進んでいますが、対する日本の自動車関連企業においては、規格準拠の取り組みはまだ進んでいません。11月26日、東京で開催された日経Automotive Technology主催のISO 26262対応セミナーでポイントや対応の実際が語られました。

ISO 26262規格の理解と運用の実用面をテーマに掲げたこの無料セミナーは、受け付開始後わずか1週間で満席になり、セミナー当日は、約200名が参加。会場後方のドア付近にまで席が設けられる盛況ぶりでした。

日経Automotive Technology主催 ISO 26262対応セミナー会場の様子


LRQA ジャパン 機能安全専門家 松土達哉

LRQA ジャパンからは機能安全専門家の松土達哉が、ASILのヨーロッパ市場における相場観とISO 26262のソフトウェアに関する安全要求を達成するためのMISRA C使用について、株式会社東陽テクニカ ソフトウェア・システム研究部長 二上貴夫氏と共に講演しました。

ソフトウェアの機能安全規格対応に関する豊富な経験を持つ松土は、自動車ソフトウェア設計者及びマネージャーの責任について解説。また、「ISO 26262準拠のためのMISRA Cの真の役割」について語り、そして、「製造プロセスのソフトウェアもISO 26262-6の範疇である」という点について解説しました。


株式会社東陽テクニカ ソフトウェア・システム研究部長 二上貴夫氏

続いて、二上氏が檀上上がり、海外OEMが作成したASILを使った機能安全要求を満たすシステムの設計例と標準化について講演。このような動きが与える日本の自動車サプライヤーへの影響と期待についても講演されました。

10月に、二人はイギリスの自動車試験研究機関MIRA社を訪問し、ISO 26262ワーキンググループメンバーとして活躍するイギリスの機能安全エキスパートであるドクター デービット・ワード氏とISO 26262に関する欧州の相場観について議論してきており、今回ののセミナーは、欧州の相場観を紹介する良い機会となりました。


今回、MIRA社との緊密な協力関係により、LRQAの研修および審査の専門性とMIRA社の機能安全専門性や自動車技術知識を統合することが可能になり、我々LRQAは、様々なISO 26262関連サービスを提供できるようになりました。11月には既にMISRA Cの教育研修を実施しており、来年2月に2回目の開催を計画しています。また、新たに日本語でのISO 26262内部監査員コースの提供を来年早々、開始予定です。

関連リンク

MISRA-C:2012詳細解説 「ISO 26262に準拠するためのC言語による組込みソフトウェアのプログラミング 及びコーディング規約の利用」 


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