【鉄道】鉄道ビジネス拡大 無料セミナー

2014年7月25日、東京 都市センターホテルにて、「鉄道ビジネス拡大 無料セミナー」が開催されました。本セミナーでは、LR Rail セールス&マーケティングマネージャー小松崎史朗が「鉄道分野の国内メーカーの動向と海外市場について」、LRQA ジャパン 審査員・講師大饗(おおあえ)達也が「IRIS及び関連規格の特徴」のポイントについて解説いたしました。

セミナー様子

講師 プロフィール :小松崎 史朗

上智大学外国語学部卒業後、セールス・マーケティング関連にて17年、鉄道関連では、輸入・輸出・三国間および海外入札案件等のプロジェクト案件に従事し、2013年LR Railジャパン入社。マーケティングおよび日本企業様向けの営業・プロモーションを担当している。

小松崎 史朗

講師 プロフィール :大饗(おおあえ) 達也

信州大学工学部卒業後、設計開発部門にて20年、自動ドアセンサー、ブレーキ受量器開発に従事。2008年LRQA ジャパン入社。IRIS(国際鉄道産業標準)及びISO 9001の審査員・講師として活動している。

大饗(おおあえ) 達也

持続可能社会の重要な輸送インフラとして成長する鉄道市場

自動車市場と比較して、日本のモノづくり産業のグローバル進出が遅れている市場の1つに鉄道市場があります。日本でも、JRグループの整備新幹線やリニア中央新幹線などの計画が進行しています。しかし、世界的にみると、欧州では今後大型リプレイス案件の増大、北米での近代化に向けた大規模投資実施、アフリカや南米においても高成長率が期待できるなどのさらなる成長が見込まれています。

このように重要な輸送インフラとしてさらなる成長が期待されている鉄道市場ですが、海外で成功を収めている日本企業はわずかに留まっているのが現状です。今後、海外市場規模拡大に伴い、技術力や高品質、信頼性・安全性で優位性のある日本企業の海外プロジェクトへの積極的な参画が期待されます。

セミナー様子

海外市場での要求事項を咀嚼した戦略的な対応が、成功のカギ!

鉄道業界は、他の産業と比較して様々な要求事項をクリアする必要があります。国内メーカー、オペレーターとの取引では遭遇しない、国境を越えた公認認証機関(NoBo)での承認や各国の法令や規制、製品規格、さらにプロジェクト特有の要求事項(SIL、RAMS等)にも対応しなくてはなりません。このように海外市場においては、営業活動の中で得られた案件毎の情報に基づいた認証取得といった場当たり的な対応ではなく、外部環境/内部環境分析など全体を俯瞰してどのような市場に進出していくべきか、その時に必要な製品と認証はどのようなものかといった戦略的アプローチが必要です。

国内メーカー動向・傾向

IRISとは、鉄道産業固有のビジネスマネジメントシステム

2017年には、世界の鉄道市場の7割以上でIRIS認証取得の要求可能性が高まってくるといわれています。IRISとは、国際鉄道産業標準(International Railway Industry Standard)のことで、鉄道産業固有で国際的に認められたビジネスマネジメントシステムを評価するための標準規格です。IRISの要求事項はISO 9001:2008がベースとなり、それにプラスして鉄道産業固有の要求事項があります。教育訓練と関連が深いナレッジマネジメントやプロジェクトマネジメント、引き合いから納品までの構成管理、RAMS/LCCへの要求事項や定期交換等の旧式化の管理などが、IRIS固有の要求事項となっています。

RAMSとは、Reliability(信頼性)、Availability(アベイラビリティ<システムの壊れにくさ>)Maintainability(保守性)、Safety(安全性)の頭文字を取ったもので、IRISの中では、「RAMS/LCCは設計インプットとして扱わなければならない。」ことが要求事項になっています。

鉄道産業固有要求事故

IRIS認証で広がるグローバルなビジネスチャンス

日本の鉄道システムは安全性において世界の中で高い水準を誇っています。しかし、国際的な要求事項であるSIL(Safety Integrity Level)には準拠していないものが多いのが現状です。また、サプライヤーに対する評価も実績や組織間の相互信頼に基づいたものが多いのに対し、ヨーロッパでは、合意された要求事項に準拠するすべてのサプライヤーの自由競争が原則となっているために、安全とパフォーマンスを証明する為には、文書化し、証拠として残す事が必要なのです。このような国際的なビジネススタイルが要求事項として定められているのがIRISです。

IRISでは加点方式を採用しており、IRIS要求事項の適合レベルを審査し、その結果は点数が%で表されます。さらに認証を取得した企業名や所在地、連絡先や認証書の有効期限や認証範囲(設計・製造・保全)についてIRIS ポータルに登録することができます。IRIS ポータルでは、グローバル規模での鉄道関係企業の閲覧が可能です。

ぜひ、IRIS認証に向けた準備を進め、認証後はグローバルなビジネスチャンスを獲得してください。LR Rail、LRQA ジャパンでは、IRISの認証取得・審査はもちろん、500人以上の鉄道エキスパートの戦略サポートから製品に関する認証取得に至るまで、鉄道産業を多角的にサポートしております。課題・問題解決が必要な時は、お気軽にお問い合わせください。

日本の会社の立場


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ロイド レジスター クオリティ アシュアランス リミテッド
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