2015年3月11日(水)に東京で開催された『自動車機能安全カンファレンス 2015』にてLRQA ジャパンの機能安全グループ マネジャー 松土達哉が、“「誰が悪い?」、「お前だ!」とならないための自動車機能安全規格ISO 26262への取り組み方~安全文化と想定~”と題し講演いたしました。
自動車関連産業の皆様から注目を大いに集めたこのセッションには、300名以上の参加登録があり、国内外OEMやTier 1を始め、多種多様な業種の方々が参加され、講演当日はサテライト会場にも席が用意される盛況ぶりでした。
講演の中で松土は、
最近の自動車関連の話題を通して、安全文化の意義を確認するとともに、この安全文化は組織にとって不可欠なものであり、組織内に定着させる必要があると述べました。
さらに、先進的な自動車技術を例題として、安全を構築する上で最も重要な「想定」についてハードウェア側面及びソフトウェア側面からアプローチし、具体的な活動について解説し、最後に、何をどうすれば良いかについてご説明いたしました。
また、このカンファレンス後に行なわれた懇親会で、安全文化の意義について、講演を聴かれた多数の方々から
「安全文化は、本当に大事(大切)な事ですね。・・・」
「早速、講演の内容を社内に展開します。・・・」
などの感想をいただきました。
本カンファレンスでは他にも十数社の企業様がISO 26262と機能安全の業界動向と取り組み事例などについて講演されました。
現在、弊社ウェブサイトでは今回講演しました弊社機能安全グループ・マネジャー 松土が審査員コラム【自動車機能安全】ISO 26262寄稿シリーズを掲載しております。
また、弊社では4月17日に【~ISO 26262に準拠するためにまずすべきこと~ 自動車機能安全セミナー2015春】を開催します。本セミナーでは株式会社ヴィッツ様、株式会社東陽テクニカ様と株式会社構造計画研究所様とともにISO 26262全般にわたり解説をいたします。機能安全準拠へのベストプラクティスや共通の課題、それに対する取組みなどについて、より専門的に、より技術的に学べるとともに、情報共有・意見交換を目的としたネットワーキングの場としてもご活用いただけます。是非ご参加ください。