朝日新聞の報道について(続報)

弊社のJIS Q 9100(航空宇宙及び防衛分野に対する品質マネジメントシステム)の件に関する今回の朝日新聞の報道について、お客様および関係者の皆様に多大なご迷惑をおかけしておりますことを改めてお詫び申し上げます。

本件につきましては、今回の報道以前にJAB(日本適合性認定協会)より昨年10月の審査において指摘を受け、弊社において必要な事実関係の調査を行い、それを踏まえてJABに対して弊社の対応を説明してまいりました。

以下では、その調査において確認いたしました事実に基づき、経緯を改めてご報告いたします。

1. JIS Q 9100審査についてのこれまでの経緯

弊社は2017年10月27日付けでJAB(日本適合性認定協会)から、JIS Q 9100の審査体制の不備(報告書のチェック工程の省略不備等)を理由に、JIS Q 9100 の一時停止通知を受けておりました。この一時停止後に是正のための手順に則りJABとの継続的な対面、書面でのやり取りを経て、様々な是正処置を講じた結果、2018年4月25日にこの一時停止は解除されております。

しかしながら、その後6月8日に実施された是正処置の有効性を確認するJAB審査において、一部是正処置の実施状況の点で不適合の指摘を受け、その結果7月12日付けでJABからJIS Q 9100の認定取り消しの通知を受けました。

ただし、弊社はJIS Q 9100審査員の確保が非常に難しく安定したJIS Q 9100 審査体制の維持が困難であると判断したため、6月のJAB審査に先立ってJABに対して、自主的に、JIS Q 9100審査サービスからの弊社の撤退の申し入れを行っておりました。

2.報道された内容について

今回の朝日新聞の報道内容について、一部につき弊社の認識をご説明いたします。

─(朝日新聞記事引用)”複数の韓国人審査員が審査を担当したが、経歴が不十分で無資格だったり、所定の訓練を受けていなかったりする人物が含まれていた”点

審査は航空宇宙産業界の審査員登録システムに則って正式に登録された有資格者により実施されました。JAB審査において一名の審査員について経歴が不十分との指摘を受けましたが、IAQG(International Aerospace Quality Group)に追加確認の結果、審査資格の有効性が確認され当該指摘は取り下げられています。

─(朝日新聞記事引用)“「日本適合性認定協会(JAB)」が問題を把握し、意図的な不正で重大な悪質性があったと結論づけた。同協会はLRQAに対し、認証機関としての認定を取り消す処分を今月12日に出した”点

前記1.でご説明いたしましたが、弊社は昨年10月に、JIS Q 9100について、報告書をチェックする工程が省略された等の審査体制に問題があったとしてJABより一時停止通知を受けました。これに対して必要な是正処置を講じることで本年4月にJABから一時停止の解除を受けております。

その後本年7月に取消通知を受けた理由は、一部是正処置が十分に行われていないとされたことによるものであり、弊社が意図的な不正を行っていたという事実によるものではございません。なお、報道記事で引用されたJAB判断の表現の中に悪質性との言葉が使われておりますが、JAB報告書及び判定通知にそのような表現は使われておりません。

以上、弊社業務のJIS Q9100に関する今回の報道を受けて、弊社でこれまで行いました事実調査に基づき、ご説明申し上げました。

なお、弊社業務のISO 9001、ISO 14001をはじめとする他の全てのサービスに関しましては、弊社の有する認定は有効であり、その点は認定機関により厳密に確認を受けておりますので、お客様向けの審査の実施、発行済みならびに今後発行される登録証の有効性には問題ございません。

重ねて皆様に多大なるご迷惑をおかけしていることを深くお詫び申し上げます。

日本代表
古澤 卓万


お問合せ

ロイド レジスター 
クライアント サービス
Tel:  045-682-5290   Fax: 045-682-5289
E-mail:    japan-cs@lr.org