3月5日から8日までの4日間GFSI世界食品安全会議が、グランドニッコー台場 東京(東京都港区)にて開催されました。今回初めての日本開催となった東京会場には世界52ヵ国・約1200人が参加する過去最大の規模となり、国別では開催国である日本を除くと欧米からの参加者が約半数を占め、GFSIの近年のダイバーシティ化を象徴する大会となりました。
弊社ブースにおいても、現在提供中のサービスだけでなく今後の試験運用を計画しているサービスなどについてご案内し、国内外の多くの方々にお越し頂きました。
この東京での本会議に合わせリリースされたGFSIベンチマーキング要求事項Ver.7.2には、試験を要する監査員力量および、ケータリングと小売のスコープ追加が含まれており、これを受けて各CPO(認証プログラムオーナー)は、認証プログラムへの信頼性向上のためにも、厳しいベンチマークを歓迎するとコメントしました。
会議初日には、現在GFSIが重視する官民パートナーシップ(Public Private Partnership: PPPs)についての発表があり、各国の関係者が登壇し具体的な活動などについて情報が提供さました。また今回の本会議に合わせ、チリ食品安全局との戦略的パートナーシップ締結、および国際金融公社(IFC)とのグローバル・パートナーシップ締結について報告されました。
今回の会議ではオープニングに安倍総理大臣から会議開催に対するビデオメッセージが流され、クロージングセッションでは鈴木大地スポーツ庁長官が登壇。2年後に控える東京でのスポーツイベントに向けて食品安全の認証基準と持続可能性を推進していくとし、官民連携を推進するGFSIへの期待を寄せられました。
GFSIによると、2019年の同会議は2月25日から28日までフランス・ニースでの開催を予定しているということです。
【GFSI 世界食品安全会議2018 公式サイト】
http://www.tcgffoodsafety.com/ja/
※GFSI 世界食品安全会議については、CGF日本事務所にお問い合わせください。
CGF日本事務所
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GFSI日本コミュニケーションワーキンググループでは、GFSIの活動に関する最新情報を日本語にて案内しています。また、日本オリジナル記事として、GFSI承認規格を取得された事業者様の認証取得されることになったきっかけや経緯、苦労された点や取得しての利点などについてインタビューした「GFSI承認規格取得事業者レポート」も掲載されています。