IRIS 国際鉄道産業標準

人や物を安全に運ぶために高い安全性が求められる鉄道車両。 その品質を確保していくために、ヨーロッパや北米の鉄道車両メーカーが終結して、2007年、国際的な鉄道業界の品質マネジメントシステム規格"IRIS"(International Railway Industry Standard)が誕生しました。

IRIS認証取得が取引条件に

高度な品質や安全性が求められる、鉄道車両の部品製造。これまで、国や鉄道車両メーカーがそれぞれ異なる要求事項や監査を求めており、部品メーカーは個別の対応を迫られていました。こうした中で、ヨーロッパや北米のシーメンス、アルストーム、ボンバルディアといった鉄道車両メーカーが結集して、国際的に共通のサプライヤー向け規格として2007年に制定したのが、IRIS(鉄道セクター国際規格)。ヨーロッパの車両メーカーがサプライヤーへIRIS認証取得を取引条件として要求を加速するなど、この規格は急速に注目されています。

IRISの利点

  • 競争力の基盤になる
    IRIS認証を受けた組織はUNIFEのデータベースへの登録により、良質なサプライヤーであることが証明され、鉄道産業の主要メーカーのバイヤーがその情報を利用します。
  • コストが削減できる
    ISO 9001とIRISが共通の要求事項を持つことから、包括的な一回の審査により、同時認証の形でIRIS認証が取得されるため、個別取得と比べてコストが削減されます。
  • 国際的認知度が高まる
    IRIS認証は、鉄道産業の組織から世界的に認められています。

なぜLRQAが選ばれるのか?

  • 世界中で対応
    LRQAは、世界各地にオフィスを構えており、世界中のお客様に審査を提供することができます。
  • 技術的サポート
    当社では、専用の技術ヘルプデスクを設けております。審査を行ってから次の審査を行うまでの間に、わからないことがございましたら、いつでもお問い合わせいただけます。
  • 豊富な実績
    LRQAでは、IRIS設立メンバーに始まって、運輸部門を代表する数々のお客様の信頼に応えてまいりました。

IRIS認証とは?

IRISへの登録は、この規格の設立メンバーであるシーメンス、アルストーム、アンサルドブレダ、ボンバルディアが独自に行っている品質・ビジネス・マネジメントシステムの認証に代わるものです。ISO 9001との多重審査が削減もしくは排除できるという大きなメリットがあるうえ、認証業務の複雑さや、関連事務及びコストを低減できるというメリットもあります。

LRQAは現在、2009年6月に改定されたRev.02(2013年9月よりRev.02.1)への認定登録を行っています。この最新版では、IRISがQMS規格の最新版であるISO 9001:2008に沿ったものになり、この規格の開発に貢献した鉄道運営会社、システムインテグレータ、機器メーカーのニーズも考慮されています。